SURFE²R 96SE

SURFE²R N1と同様に、SURFE²R 96SEもsolid supported membrane(SSM)技術を用いてトランスポーターやポンプの活性を電気生理学的に測定します。SURFE²R 96SEでは1測定で96ウェルを同時測定することができるため、スループットが飛躍的に向上します。金電極を組み込んだ96ウェルフォーマットのプレートがセンサーとなります。測定時にはセンサーのコーティングやサンプルの固定化が必要ですが、本システムでは装置に搭載されている分注機でこのステップを行うことができます。。基質を添加することで、輸送や結合に基づく電流の測定/解析を行います。センサーの作製から測定、データ解析までほとんどのステップが自動化されています。

SURFE²R N1、SURFE²R 96SEは基本的にどちらも同じことができますが、スループットが大きく異なります。そのため、スクリーニングのような高スループットが求められるプロジェクトにはSURFE²R 96SEが適しています。N1と比較すると、およそ100倍のデータを取得することが可能です。