トランスポーターの詳細な解析に
本装置の使用方法は非常に簡単で、初めての方でも1日で使いこなすことができます。測定は自動で行われるため、測定者の負担はほとんどありません。
溶液添加部、測定部、コンピューター等がすべてオールインワンの構造となっていますので、取り扱いも非常に簡単です。
SURFE2Rテクノロジーは、1990年代に開発されたsolid supported membrane(SSM)テクノロジーに基づいています。金電極上にSSMを固定化し、測定対象となるトランスポーターを含む膜サンプルをSSM上に吸着させます。膜小胞や膜断片、精製膜タンパクを再構成させたプロテオリポソームなど、様々な膜たんぱく質を使用することができます。これらのサンプルは、凍結保存することで数カ月~数年の保管が可能なため、測定のために細胞を常時培養し続ける必要はありません。
SSMテクノロジーによる電気生理学的測定では、目的の膜たんぱく質を活性化させるための基質やリガンドを高速で添加することにより生じる電荷の偏りを検出し、解析を行います。SSMは非常に安定性が高いため、同サンプルを使用して複数回繰り返し測定を行うことができます。そのため、EC50やIC50等の数値を簡単に評価することができます。溶液の交換速度は非常に早いため、輸送の反応だけではなく、基質やリガンドの結合反応、反応速度定数の解析なども行うことができます。
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