SURFE²R N1システム
SURFE2R光刺激オプション (SOL)
SURFE2R光刺激オプション(SOL)は測定用チャンバー内にLEDを組み込んだ構造となっています。異なる8つの波長のLEDを使用可能で、LEDの交換作業は非常に簡単です。ChannelrhodopsinやBacteriorhodopsinのような光感受性の膜タンパク質の測定に最適です。また、光感受性のイオンチャネルやトランスポーターの活性化により生じる電位を駆動力として作動するようなトランスポーターの電位依存性の研究にも応用できます。通常、SURFE2Rは基質の添加により活性化するトランスポーターの活性を一過性の電流として記録しますが、SOLを使用する場合、基質の添加と光刺激はそれぞれ独立して使用することが出来ます。そのため、基質添加と光刺激を様々な組み合わせで適用することが出来ます。SOLオプションにはソフトウェアのアップグレードも含まれており、新しいソフトウェアでは光の強度やその刺激タイミングなどを詳細に設定可能です。